乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)・田沢湖高原温泉郷(たざわここうげんおんせんきょう)


目次
乳頭温泉郷の概要
乳頭温泉は秋田駒ケ岳北麓、乳頭山西麓の、先達川沿いに点在する、奥から「黒湯」、「孫六」、「大釜」、「妙乃湯」、「蟹場」、「鶴の湯」、「休暇村 乳頭温泉郷」の七湯からなる温泉郷です。古くから湯治客主体の温泉郷として知られています。このうち、乳頭温泉最古の出湯といわれる「鶴の湯」は、宝永5年、傷ついた鶴が病を癒しているのを見つけた土地の猟師勘助が「鶴の湯」と名付けたのが始まりと伝えられており、寛永15年に秋田藩主佐竹義隆公が湯治に訪れた「鶴の湯由来記」に記されています。1967(S42)年に「田沢湖高原温泉郷」の一つとして国民保養温泉地に指定されました。
乳頭温泉郷へのアクセス
鉄道経由 : JR田沢湖駅下車、羽後交通の乳頭線で、「休暇村前」バス停まで45分。その先に「妙の湯温泉前」、「乳頭温泉」、「乳頭蟹場温泉」のバス停が在ります。孫六温泉までは12分850m。黒湯温泉までは「休暇村前」バス停から徒歩23分1.5km。
車 : 東北自動車道の盛岡ICからR46号へ進み、田沢湖町へ入りR341号に右折し、先達沢交差点で右折(ENEOSのガソリンスタンドがあります)13kmほど県道を登ったところで左折、鶴の湯の木製の看板を左折し、3km鶴の湯林道を進んで「別館山の宿」を経由し鶴の湯温泉へ、1時間8分55.5km。秋田市からはR13号~R46号を田沢湖方面へ進み、R341号へ左折し、先達沢交差点を右折後13kmで鶴の湯温泉入口看板を左折し、以降同上で、1時間43分86.8km。
乳頭温泉郷「湯めぐり号」:乳頭温泉郷内の7つの宿を循環しているシャトルバスです。宿泊者限定で、温泉めぐりのお得な「湯めぐり帖(1,800円)」を購入すると乗車出来ます。予約不要で、各バス停から乗車可。
鶴の湯温泉(つるのゆおんせん)



鶴の湯温泉へのアクセス
鉄道経由 : JR田沢湖駅下車、羽後交通の乳頭線で40分のアルパこまくさバス停より送迎有。
車 : 東北自動車道の盛岡ICからR46号へ進み、田沢湖町へ入りR341号に右折し、先達沢交差点で右折(ENEOSのガソリンスタンドがあります)13kmほど県道を登ったところで左折、鶴の湯の木製の看板を左折し、3km鶴の湯林道を進んで「別館山の宿」を経由し鶴の湯温泉へ、1時間8分、55.5km。秋田市からはR13号~R46号を田沢湖方面へ進み、R341号へ左折し、先達沢交差点を右折後13kmで鶴の湯温泉入口看板を左折し、以降同上で、1時間43分86.8km。
鶴の湯温泉の概要
鶴の湯温泉は、秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50に在る、乳頭温泉郷の一湯です。県道から外れて山道を走った先ブナの原生林に囲まれた中に、日本秘湯を守る会にも加盟している一軒宿の鶴の湯温泉が見えて来ます。源泉は四本在り詳細な泉質は、「白湯」が含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)、「滝の湯」が含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素泉、「黒湯」がナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、「中の湯」が含重曹・食塩硫化水素泉で、源泉掛け流し。野天風呂は足元湧出です。旅館の手前の林道沿いには本館から引湯した「鶴の湯別館 山の宿」があり、貸切露天風呂もあります。「山の宿」宿泊者は、本館の温泉も利用出来るそうです。こちらは湯治客が主で、日帰り入浴客が訪問する本館とは異なる静かな趣きの宿です。館主の佐藤和志さんは、日本秘湯を守る会の副会長を務めているそうです。建物は茅葺屋根の本陣が有名で、秋田藩の佐竹義隆も湯治に訪れたことがあり、本陣という建物があるのはその名残です。ただし本陣には警護のものが泊まりました。この本陣は2010年に登録有形文化財に指定されました。硫黄の香り漂うにごり湯が足元湧出の混浴露天風呂は鶴の湯のイメージを代表するもので、乳頭温泉郷のみならず、日本の秘湯のイメージを代表するものとして多くのガイドブックや温泉関連の著書、メディアに多く取り上げられています。鶴の湯温泉は乳頭温泉郷でもっとも古くからある温泉場と言われており、発見は江戸時代とされます。開湯当初は「田沢の湯」と呼ばれたそうです。田沢湖温泉郷に有る「駒ケ岳温泉」は同グループの姉妹湯です。鶴の湯への送迎も有ります。私が行った回数は、恥ずかしながら十指に足りません。いずれも日帰りです。やはりいずれは、ここ鶴の湯か、黒湯、孫六温泉、蟹場温泉、大釜温泉、妙の湯、休暇村 乳頭温泉郷の七湯のどこかに一泊はして湯めぐりを楽しみたいものです。
鶴の湯温泉の泉質等と適応症
泉質等
源泉は4本在り、湯色は白濁(源泉により色味に差)で硫化水素臭有り、源泉掛け流し。
「白湯」 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型,旧泉質名:含重曹-食塩泉)
ph6.49 泉温58.5度
「滝の湯」 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素泉 pH6.7 泉温53.3℃
「黒湯」 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 pH6.86 泉温57.9℃
「中の湯」 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型,旧泉質名:含重曹-食塩泉(硫化水素型) ph6.6 泉温46.8℃
「鶴の湯」(野天風呂/足元湧出) ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 pH7.1 泉温39.4℃
適応症
浴用 高血圧症、動脈硬化症、リウマチ、皮膚病、糖尿病他
飲用 -
休暇村 乳頭温泉郷(きゅうかむら にゅうとうおんせんきょう)

休暇村 乳頭温泉郷 へのアクセス
鉄道経由:JR田沢湖駅の駅前バスターミナルより、羽後交通バスの乳頭線乳頭温泉郷行きバスで45分。
車:東北自動車道の盛岡ICより、国道46号線を秋田方面へ約40km走り、野中交差点を鹿角・田沢湖方面の標識に従って国道341号線へ進み、小先達交差点(エネオスがある)を右折し、田沢湖高原温泉経由約12km。秋田市内からは、国道13号線を約27km横手方面へ進み、協和荒川交差点より国道46号線に左折し角館経由約45kmで野中交差点へ至りさらに国道46号線を鹿角・田沢湖方面の標識に従って国道341号線へ進み、小先達交差点(エネオスがある)を右折して田沢湖高原温泉経由約12km。
休暇村 乳頭温泉郷 の概要
「休暇村 乳頭温泉郷」は、秋田県仙北市田沢湖駒ケ岳2-1、先達川から少し南の山間、乳頭山西麓、駒ケ岳北麓に在る、乳頭温泉郷手前から二番目(鶴の湯温泉が一番手前)の温泉です。美しいブナ林に囲まれた静かな宿で、近年リニューアルされ、乳頭温泉郷の中では最も近代的な施設を誇ります。私が行ったのは、1980年以前の高校時代です。その頃は在った乳頭スキー場(2004年休止、2007年廃止。)へ高校の友人三人で泊りがけのスキーをしに行きました。当時は確か山小屋風の建物で、宿泊料金も格安だったと思います。宿で購入できる湯めぐり帖は、乳頭温泉郷のいずれかの宿に宿泊した方のみ購入できるもので、宿泊した施設のフロントで購入できます。こちらは1800円で6つの施設に入浴することができます。
休暇村 乳頭温泉郷 の泉質等と適応症
泉質等
① 源泉名:乳頭の湯、泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉、pH6.7、低張性中性高温泉、成分総計2728mg/kg、源泉温度53.1℃、湧出量30ℓ/min(動力揚湯)、淡茶褐色懸濁・微モール臭・茶色の湯花・サラスべ触感・湯口付近に析出物。
② 源泉名:田沢湖高原の湯、泉質:単純硫黄泉(硫化水素型)、pH5.4、低張性弱酸性高温泉、成分総計316.2mg、源泉温度59.1℃、湧出量-ℓ/min。淡緑色微懸濁・微硫化水素臭・白い湯花・サラスべ触感。
適応症
浴用 ①きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症/②アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症(硫化水素型については、末梢循環障害を加える)
飲用 -
妙の湯温泉(たえのゆおんせん)

妙の湯温泉へのアクセス
鉄道経由:JR田沢湖駅から羽後交通乳頭温泉行きで50分、バス停:妙乃湯温泉前下車。
車:東北道盛岡ICから国道46号・341号、県道127号・194号経由54km。
妙の湯温泉の概要
妙の湯温泉は、秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳2-1、乳頭山西麓の先達川沿いに在る、乳頭温泉郷の手前から三番目(最前は鶴の湯温泉)の温泉です。妙乃湯温泉は戦後間もなくの開湯です。創業者の後藤定二とウメノは、終戦前年の昭和19年に樺太(現サハリン)から故郷秋田へ帰還した後、杜氏や山小屋への荷揚げで生計を立てていましたが、或る日山道を歩いていると森の中から温泉が湧き出るのを見つけ、昭和27年に簡素な建物をつくって開業しました。当時は車道がなく町から徒歩で半日かかる道のりでした。当時はたびたび大雪で建物が倒壊し経営は困窮を極めました。仕入れた商品の代金が払えず、商品を回収された事もあるそうです。その後昭和40年代初めに県道が開通し路線バスの運行が始まり、妙の湯温泉では露天風呂用の温泉を開発し新たな源泉から温泉が引かれました。平成3年に創業者から経営を引き継ぎ法人化し現在に至っています。2020年、2021年と改装を行い、秘湯・乳頭温泉郷の中でもひときわおしゃれでモダンな内装に生まれ変わりました。創業・開湯から約70年の歳月が流れましたが、単純泉(銀の湯)とマグネシウム・カルシウム硫酸塩泉(金の湯)2つの自然湧出温泉は8つの湯舟に今も変わらず掛け流しで注がれています。渓流に面した木造りの湯船の混浴露天風呂や岩風呂、寝湯、青森ヒバの内湯などで、温泉三昧が楽しめる。日帰り入浴も受け付けています(営業時間等要確認)。宿泊すれば、乳頭温泉郷のすべての温泉宿に日帰り入浴ができる「湯めぐり帖」も購入できます。
妙の湯温泉の泉質等と適応症
泉質等
源泉数2、泉質:単純温泉/酸性-含鉄-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩泉、pH2.52、酸性、源泉温度37.2~56.3℃、湧出量242ℓ/min、黄~橙褐色・微硫化水素臭。
適応症
浴用 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態/慢性皮膚病、動脈硬化、切り傷、やけどなど皮膚のトラブル(乳頭温泉郷 妙乃湯HPより引用。)
飲用 不可
大釜温泉(おおがまおんせん)

大釜温泉へのアクセス
鉄道経由:秋田新幹線田沢湖駅下車、駅前より羽後交通の路線バス乳頭温泉行きに乗車して50分で終点にて下車し、すぐ前が大釜温泉。
車:東北自動車道の盛岡I.Cより約60km、1時間10分。
大釜温泉の概要
大釜温泉は、秋田県仙北市田沢湖田沢字先達国有林、乳頭山西麓の先達川沿いに在る、乳頭温泉郷の奥から四番目(蟹場温泉の手前)の温泉です。昭和52年(1977年)、現在の場所にあった温泉旅館が焼失し、ちょうど校舎の建て替えのため取り壊されることになった秋田県由利本荘市の子吉小学校を建築資材として譲り受けて再建ました。昭和の古い木造校舎が郷愁を誘います。バスの終点からすぐという便利な立地です。木造の内湯の浴舎の外には広々とした露天風呂があり、ほのかに白濁した湯量豊富な温泉が掛け流されています。日帰り入浴も可(営業時間等要確認)。宿泊者は、すべての乳頭温泉郷の温泉に入浴できる湯めぐり帖を購入することができます。
大釜温泉の泉質等と適応症
泉質等
源泉数1、泉質:含鉄(II)-アルミニウム-硫酸塩泉、旧泉質:酸性・含ヒ素-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、掲示用泉質:含鉄泉、pH2.58、酸性、源泉温度86℃、湧出量80.6ℓ/min、淡黄土白濁~淡緑白濁~白濁・金気味・金気臭。
適応症
浴用 真菌症(水虫)、慢性膿皮症、リウマチ性疾患、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、冷え性、疲労回復、慢性皮膚病、動脈硬化症(大釜温泉HPより引用。)
飲用 -
蟹場温泉(がにばおんせん)

蟹場温泉へのアクセス
鉄道経由:JR田沢湖駅から羽後交通バス乳頭温泉行きで47分、バス停:終点下車、徒歩3分。
車:東北道盛岡ICから国道46号・341号経由54km。
蟹場温泉の概要
大釜温泉は、秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林、乳頭山西麓の先達川沿いに在る、乳頭温泉郷の奥から三番目(最奥は黒湯温泉)の温泉です。ブナの原生林に囲まれた静かな佇まいで、付近の沢に蟹が多く住むところから「蟹場温泉」と名付けられました。宿から50m離れた渓流沿いには、脱衣所は男女別ですが混浴が楽しめる広々とした露天風呂の唐子の湯が在ります(女性専用タイム有)。女性専用の露天風呂も増設されました。2つの内湯は秋田杉を使用した木の風呂と岩風呂が男女別に在ります。日帰り入浴可(営業時間等要確認)。
蟹場温泉の泉質等と適応症
泉質等
源泉数3、源泉名:唐子の湯/蟹場/ひなざくら、泉質:単純硫黄泉、pH~8.6~、アルカリ性、源泉温度:49.8/53.3/50.2、湧出量121.7/58.8/40.9ℓ/min(自然湧出)、源泉掛け流し、無色透明・硫化水素臭・白い湯花。
適応症
浴用 適応性: 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、高血圧病、切り傷、慢性皮膚病、慢性婦人病、月経障害、糖尿病(硫化水素型)//
飲用 -
孫六温泉(まごろくおんせん)

孫六温泉へのアクセス
鉄道経由:JR田沢湖駅から羽後交通バス乳頭温泉行きで47分、バス停:終点下車、徒歩15分。
車:東北道盛岡ICから国道46号・341号経由55km。
孫六温泉の概要
孫六温泉は、秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林3051、乳頭山西麓の先達川沿いに在る、乳頭温泉郷の奥から二番目(最奥は川を挟んで南東斜向かいに在る黒湯温泉)の一軒宿の温泉です。清流に沿いに湯治場の風情を色濃く残す浴舎や露天風呂、客室棟が建ちます。浴場はすべて客室のある棟の外にあり、湯小屋と露天風呂の他にも、混浴露天風呂の石の湯なども在ります。
孫六温泉の泉質等と適応症
泉質等
源泉数4、源泉名:唐子の湯/石の湯、泉質:単純温泉/単純硫黄泉、pH7.4/6.8、低張性中性高温泉/、源泉温度46.6/56.3他℃、湧出量20.8/10.4ℓ/min(自然湧出) 、無色透明・微硫化水素臭/無色透明~微緑色透明~微白濁・無味~苦味~金気味・無臭。
適応症
浴用 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進(孫六温泉HPより引用。)
飲用 -
黒湯温泉(くろゆおんせん)

黒湯温泉へのアクセス
鉄道経由 : JR東日本秋田新幹線・田沢湖線 田沢湖駅よりバスで約45分で終点「乳頭温泉郷(休暇村前)」に至り下車。そこから徒歩約20分ですが、宿泊者はここから送迎有り。
車 : 国道341号から秋田県道127号駒ケ岳線・秋田県道194号西山生保内線を経由し、乳頭温泉郷に入ると正面に「休暇村乳頭温泉郷」が在り、手前を右折して1.3kmほど進むと黒湯温泉駐車場が有ります。「黒湯温泉」の看板の右側の坂道を下りると到着。
黒湯温泉の概要
黒湯温泉は、秋田県仙北市田沢湖生保内黒湯沢2-1、乳頭温泉郷の最奥、先達川上流部に在ります。源泉地が宿の横にあり、沸々と温泉が噴出す様子が見られます。露天風呂の他に特に打たせ湯が良いです。開湯は約300年前で発見は1674年頃。同じく秋田藩の湯治場であった鶴の湯温泉に次いで歴史があります。鶴の湯に因んで亀の湯とも言われてました。現在の乳頭温泉郷では鶴の湯の方が人気ですが、黒湯は鶴の湯を上回る鄙びた雰囲気が有り、根強い人気を誇る秘湯中の秘湯としてお勧め出来ます。一軒宿の「黒湯温泉」が営業しており、茅葺、杉皮葺屋根、周囲の雑木林から伐りだした木材をそのまま利用した露天風呂や、湯小屋など、野趣溢れる鄙びた外観に魅了されます。内湯を3つ、露天風呂を2つ、打たせ湯を2が有ります。古くから湯治場であった伝統を色濃く残し、秘湯ブーム以降観光地化した現在でも、旅館部の他に自炊部が有ります。湯治客のほか、駒ケ岳から乳頭山と縦走して下る登山客の利用も多いです。同じく一軒宿の「孫六温泉」が、川にかかった人道橋を徒歩で渡ってすぐのところに在ります。「黒湯」は乳頭温泉郷の旅館の中で唯一、冬季は休業しています。
黒湯温泉の泉質等と適応症
泉質等
単純硫黄泉(硫化水素型)、酸性硫黄泉、源泉温度80℃、源泉掛け流し。知覚:青みがかった乳白色、硫化水素臭。
適応症
浴用 慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、抹消循環障害、糖尿病他
秋田駒ケ岳
山登りが好きな方なら、秋田駒ケ岳や乳頭山の登山の帰りがお勧めです。登山情報は下記の「アルパこまくさ」で確認出来ます。秋田駒ケ岳は気象庁の常時観測火山50の内の1つです。1970~1971年の噴火では、ストロンボリ式小爆発を反復して溶岩流が流出しました。私が小学生3年生の頃、亡くなった父親が駒ケ岳に登って噴火の写真を撮り音も録音して、後でスライドにして録音した音も流して自宅で上映会をしてくれたのを思い出します。
秋田駒ケ岳の八合目までは、JR田沢湖駅から羽後交通バス「駒ヶ岳線」駒ヶ岳八合目登山口まで60分(6月1日から10月31日間の土、日、祝日に運行し、6月21日から8月19日は毎日運行。)、「アルパこまくさ」(自然ふれあい温泉館、秋田駒ヶ岳情報センター、及び駒ヶ岳火山防災ステーションの3つの施設からなり、240台収容の大駐車場在り。)から羽後交通バス「駒ヶ岳線」八合目登山口まで25分で、八合目登山口から阿弥陀池分岐を経て男岳まで80分、男岳から男女岳まで40分です。健脚の方なら、朝一から秋田駒ケ岳山頂を目指し、熊見平(宿岩)から烏帽子岳(乳頭山)、田代平分岐から大釜温泉に至るコースタイム7時間10分、標高差327m(+924m、-1458m)の縦走もお勧めです。大釜温泉から休暇村 乳頭温泉郷までは県道194号線経由で550m、7分です。小学生中学年の頃、国家公務員だった父親の職場の日帰りレクレーションに同行して、父親と一緒に同じコースを歩きました。下の画像は田沢湖スキー場です。



田沢湖(たざわこ)
田沢湖高原温泉郷から眺望される田沢湖は国内最深(423.4m)の湖です。「休暇村 乳頭温泉郷」からは少し距離が在りますが、田沢湖観光はお勧めです。田沢湖には「たつこ伝説」があります。昔、仙北郡の神成村に辰子(たつこ)という名の娘が暮らしており、類い希な美しさでしたが、その美貌をいつしか保ちたいと願うようになり、院内嶽の大蔵山観音のお堂に通い百夜の願掛けをしました。百日目の夜辰子の願いに応えて観音が現れ「山の北の泉の水を飲めば永劫の美しさを得るだろう。しかし人間の身には許されぬ願いだ。もう一度よく考えてみるがよい。」と告げました。しかし辰子は泉の水を飲んで仕舞うと急に激しい喉の渇きを覚え、いくら飲んでも渇きはいえずにその姿はいつの間にか竜へと化身しました。自分の身に起こった報いを悟った辰子は、泉を広げて湖としそこの主として暮らすようになりました。この湖が田沢湖です。悲劇を知った辰子の母は松明を手に湖のほとりへ行き泣き叫ぶと辰子が現れ、母に好物の魚をおくることを約束して別れを告げ、湖の底に再び戻って行きました。 母は嘆き悲しみ手にしていた松明の燃え残りを湖に投げ捨てました。すると燃え残りの木の尻は魚に変わりました。これが国鱒(くクニマス)で別名を「木の尻鱒」ともいい、母の家では湖からきた国鱒が絶えることがなかったといわれます。 八郎太郎伝説と辰子姫伝説は、のちに結びついて「三湖伝説」が成立したといわれている。 十和田湖で南祖坊に敗れて追われ八郎潟に棲み付いた八郎太郎の元に鴨が渡ってきて、辰子姫が会いたがっていることを伝えると、人間に化身して田沢湖へ向かいました。途中で横恋慕していた南祖坊がこれを妨げようと待ちかまえていましたが、八郎太郎は今度こそ南祖坊に打ち勝って辰子に会って契りを交わすことが出来ました。 爾後八郎太郎は春から秋は八郎潟で暮らし、冬になると田沢湖で辰子と暮らすようになったため、二人が暮らす田沢湖は冬でも凍らず、一方、冬の間主のいない八郎潟は浅くなって凍りつき人が渡れるようになったということです。永遠の美と命を求め龍の姿となった辰子は、八郎湖の太郎と恋仲となり、妬む「南祖坊」の攻撃も、ふたりの強い絆にはかなわなかったと伝えられています。伝説のふたりの仲にあやかり、「縁結びの湖」「出会いの湖」として知られるようになった田沢湖で、「たざわ湖龍神まつり」にて湖の変わらぬ安全と縁結び、家庭円満を祈願するとともに後世に語り継がれています。辰子姫が生まれ変わった龍神をまつる御座石(ござのいし)神社は、美貌のご利益があるパワースポットとして注目を集めています。御座石という社名は、1650年に秋田藩主・佐竹義隆公が田沢湖へ訪れたとき、平らな石に腰をかけて休んだことに由来して名付けられたとか。境内には辰子が飲んだとされる「潟頭の霊泉」や、1本の木から7種類の木が生えた「七色木」などが在ります。



田沢湖高原温泉郷(たざわここうげんおんせんきょう)
<以下は、環境省 田沢湖高原温泉郷 国民保養温泉地計画書 より引用>
1.温泉地の概要
田沢湖高原温泉郷は、十和田八幡平国立公園の八幡平地区の西南端に位置し、乳頭温泉と田沢湖高原温泉からなる。地形は、奥羽山脈に噴出した那須火山系の秋田駒ヶ岳及び乳頭山を背景とする原始景観地域であり、1,500m級の山々の裾野に位置している。乳頭温泉は乳頭山の裾野にあり、山の名前は乳房を伏せた形に見えることに由来している。また、岩手県側からは烏帽子のように見えることから、「烏帽子岳」や「烏帽子山」と呼ばれている。田沢湖高原温泉は秋田駒ヶ岳の裾野にあり、秋田駒ヶ岳は標高1,637mの県内で最も高い山である。男岳・女岳・男女岳からなる複式の火山で、高山植物の女王と呼ばれるコマクサの大群落を初め、標高のわりには植物の種類が豊富なことで知られており生態学上とても大切な地域となっている。また、眼下には田沢湖があり、水深423.4mと日本一深く、周囲約20kmのほぼ円形のカルデラ湖である。
源泉は、乳頭温泉については乳頭山麓に点在する7湯からなり、その泉質は多種多様であり、湧出量は10から650L/分、湧出温度は30℃から86℃である。
田沢湖高原温泉については乳頭温泉からの引湯(造成井)であり、その泉質は乳白色の単純硫黄泉で湧出量最大で575L/分、湧出温度最高で71℃である。
乳頭温泉は、黒湯、孫六、大釜、妙乃湯、蟹場、鶴の湯、休暇村が点在し、古くから湯治客主体の温泉郷として知られている。昭和36年に国民体育大会秋季大会登山部門が乳頭山及び秋田駒ヶ岳を会場に開催されたのを契機に、湯治客専用の客室のほか旅館部を設けるなど一般観光客の受入体制の充実を図り、「国民休暇村」の誘致により全国12番目の国民休暇村として指定された。その後、宿泊施設及び園地等の整備が行われ「乳頭山麓国民休暇村」として開業し、これと平行して各温泉においても施設整備が図られ、現在は自然豊かな温泉保養地として人気を博し全国から多くの湯治客が訪れている。
田沢湖高原温泉郷は、この地域の観光拠点となる宿泊施設として、県内では初めての町営国民宿舎「駒草荘」を開業したほか、乳頭温泉の「からふき」を源泉として、駒草荘まで約6キロに及ぶ引湯事業を実施。これにより駒草荘を中心とした旅館、ホテル、保養所の誘致に努め温泉街の形成が実現した。現在では夏には秋田駒ヶ岳登山、冬にはスキーなど観光の拠点となっており、平成27年から3年間「モーグルワールドカップ」が開催されるなど今後更なる発展が期待されている。
3.自然環境、まちなみ、歴史、風土、文化等の維持・保全等に関する方策
(1)自然環境、まちなみ、歴史、風土、文化等の概要
田沢湖高原温泉郷は、秋田県と岩手県の県境付近の秋田県東部十和田八幡平国立公園の裾野に位置している。田沢湖高原温泉郷の周囲には乳頭山及び秋田駒ヶ岳があり、乳頭山の名前は乳房を伏せた形に見えることに由来している。また、岩手県側からは烏帽子のように見えることから、「烏帽子岳」や「烏帽子山」と呼ばれている。秋田駒ヶ岳は、男岳・女岳・男女岳からなる複式の火山で、度重なる噴火で複雑な地形になり、変化に富んだ環境が形成されている。高山植物の女王と呼ばれるコマクサの大群落を初め、ヒナザクラ・チングルマ・エゾツツジ・ハクサンシャジン・ミヤマダイコンソウなどは秋田駒ヶ岳を代表する植物である。標高のわりには植物の種類が豊富なことで知られ、火山における植生の変化は貴重であり、生態学上とても大切な地域となっている。眼下に広がる田沢湖は、水深423.4mと日本一深く、周囲約20kmのほぼ円形のカルデラ湖である。
昭和15年電源開拓及び農地開拓のため玉川温泉からPH1.1 の強酸性水を田沢湖に導水し、これにより日本有数の穀倉地帯となったが、反面、酸性化により田沢湖は死の湖と化し世界的にも貴重であった田沢湖固有の魚種「クニマス」を失うこととなった。しかし、近年山梨県西湖にて生息が確認されており、これは明治から昭和初期にかけての孵化事業の推進に基づき、山梨県から依頼があった際に送ったクニマスの子孫と考えられている。現在玉川の酸性水については、国の事業により上流に建設された酸性中和処理施設にて中和を行い、国、県及び市等が連携してクニマスが生息できるような環境づくりを目指している。また、田沢湖には「たつこ伝説」があり、永遠の美と命を求め龍の姿を得た辰子は、八郎湖の太郎と恋仲となり、妬む「南祖坊」の攻撃も、ふたりの強い絆にはかなわなかったと伝えられている。伝説のふたりの仲にあやかり、「縁結びの湖」「出会いの湖」として知られるようになった田沢湖で、「たざわ湖龍神まつり」にて湖の変わらぬ安全と縁結び、家庭円満を祈願するとともに後世に語り継がれている。
乳頭温泉は、黒湯、孫六、大釜、妙乃湯、蟹場、鶴の湯、休暇村が点在し、古くから湯治客主体の温泉郷として知られている。このうち、乳頭温泉最古の出湯といわれる「鶴の湯」は、宝永5年、傷ついた鶴が病を癒しているのを見つけた土地の猟師勘助が「鶴の湯」と名付けたのが始まりと伝えられており、寛永15年に秋田藩主佐竹義隆公が湯治にみえたと伝承「鶴の湯由来記」に記されている。昭和36年に国民体育大会秋季大会登山部門が乳頭山及び秋田駒ヶ岳を会場に開催されたのを契機に、湯治客専用の客室のほか旅館部を設けるなど一般観光客の受け入れ体制の充実を図ることにより、これまでの湯治客主体の温泉地から乳頭八幡平縦走基地としても注目を浴びることとなった。昭和39年に厚生省が推進していた「国民休暇村」の誘致を図り全国12番目の国民休暇村として指定され、翌昭和40年には、宿泊施設及び園地等の整備が行われ「乳頭山麓国民休暇村」として開業した。これと平行して各温泉においても施設整備が図られ、周辺環境整備と相まってこれまで冬期間休業していた営業も可能となり、現在は自然豊かな温泉保養地として人気を博し、全国から湯治客が多数訪れている。
田沢湖高原温泉は、眼下に田沢湖、背後に秋田駒ヶ岳を望むという立地条件に恵まれていたが、乳頭温泉への定期バス路線の通過点で、田沢湖を望む展望台があるのみであった。
昭和36年、この地域の観光拠点となる宿泊施設として、県内では初の町営国民宿舎「駒草荘」を開業した。これにより駒草荘を中心とした旅館、ホテル、保養所の誘致に努め温泉街の形成が実現した。現在は、「駒草荘」は「アルパこまくさ」としてうまれかわり秋田駒ヶ岳火山防災拠点施設及び秋田駒ヶ岳情報センターと併せて、登山者等の日帰り入浴施設としての新たな役割を担っている。昭和45年、秋田駒ヶ岳山麓の雄大な斜面を利用した秋田県田沢湖スキー場の造成が行われ、広大なゲレンデ及びロッジ等を完備した国際級のスキー場が完成した。昭和46年には国民体育大会冬季大会スキー競技会が開催されたほか、その後全日本アルペン競技会等も開催されるなど飛躍的な発展を遂げ、冬にはスキーなどの観光の拠点となっている。また、平成27年から3年間「モーグルワールドカップ」が開催されるなど、今後更なる発展が期待されており、これに伴いスキー場近隣の水沢温泉においても活気を呈し、湯量も豊富なことから県内外から多くの湯治客が訪れている。
田沢湖高原温泉郷の泉質等
| 源 泉 名 | 温度(℃) | 湧出量(ℓ/分) | 泉 質 | 湧出状況 | 所有者 | 利用施設 |
| 大釜温泉 | 86.0 | 80.6 | 含鉄泉(含鉄(II)-アルミニウム-硫酸塩泉) | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 黒湯温泉 黒湯上 | 60.0 | 60.0 | 酸性硫黄泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 〃 黒湯中 | 57.0 | 60.0 | 酸性硫黄泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 〃 黒湯下 | 58.0 | 110.0 | 単純硫化水素泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 鶴の湯温泉 鶴の湯 | 39.4 | 80.0 | ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 〃 白湯 | 58.5 | 58.1 | 含硫黄‐ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 〃 黒湯 | 57.9 | 14.1 | 含硫黄-ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 蟹場温泉 唐子の湯 | 49.8 | 121.7 | 単純硫黄泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 〃 蟹場 | 53.3 | 58.8 | 単純硫黄泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 〃 ひなざくら | 50.2 | 40.9 | 単純硫黄泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 妙乃湯温泉 妙乃湯 | 30.0 | 170.0 | 単純温泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 〃 湯本 | 85.6 | 650.0 | 酸性-含鉄-カルシウム・マグネシウム‐硫酸塩泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 孫六温泉 唐子の湯 | 46.6 | 20.8 | 単純温泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 〃 石の湯 | 56.3 | 10.4 | 単純温泉 | 自然湧出 | 民間 | 旅館1施設 |
| 休暇村(露天風呂) 乳頭の湯 | 56.0 | 30.0 | ナトリウム-炭酸水素塩泉 | 動力揚湯 | 民間 | ホテル1施設 |
| 田沢湖高原温泉及び休暇村(内湯風呂) 1号源泉 (造成井) | 71.0 | 62.5 | 単純硫黄泉(硫化水素型) | 自然湧出 | 市 | ホテル 8施設、 旅館 7施設、 入浴1施設、 保養所 4施設、 別荘10施設、 研修所1施設 |
| 〃 2号源泉 (造成井) | 70.0 | 575.0 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
〃 4号源泉 (造成井) | 59.0 | 12.5 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
田沢湖高原温泉(水沢温泉郷・駒ヶ岳温泉)

田沢湖高原温泉(水沢温泉郷・駒ヶ岳温泉)へのアクセス
鉄道経由:JR田沢湖線の田沢湖駅より乳頭線バスにて25分他。
車:東北自動車道を盛岡方面へ~盛岡IC~国道46を田沢湖方面。国道341を田沢高原へ右折し10分他。
田沢湖高原温泉は、〒秋田県仙北市田沢湖生保内駒ヶ岳、駒ケ岳西北麓の田沢湖スキー場の直下に広がる温泉地です。広義には、秋田県仙北市田沢湖生保内下高野、駒ケ岳西麓の水沢温泉郷や駒ヶ岳温泉も含んでも良いと思います。温泉地の田沢湖高原旅館組合では田沢湖高原温泉郷と称しています。田沢湖高原温泉は上記の「環境省 田沢湖高原温泉郷 国民保養温泉地計画書」にある通り乳頭温泉からの引湯です。一般社団法人田沢湖・角館観光協会HPの田沢湖高原温泉郷の乳頭温泉郷以外の施設も参照して下さい。
水沢温泉郷の泉質等
泉温:58.6~60℃、源泉数:4、泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉など、pH6.2、適応症:筋肉痛、疲労回復、切り傷、やけど、慢性皮ふ病など、宿泊施設数:18、日帰り温泉施設数:なし、湧出量1850ℓ/min、飲用:不可、知覚:無色透明~淡青白濁・硫化水素臭・モール臭。
「元湯 水沢山荘」の泉質等
源泉温度:59℃、湧出量1,000ℓ/min(自然湧出)、泉質:含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)、pH6.6、低地要請中性高温泉、適応症:疲労回復、高血圧、動脈硬化、神経痛、冷え性。
駒ヶ岳温泉の概要と泉質等
駒ヶ岳温泉は、秋田県仙北市田沢湖生保内字下高野80-68、駒ケ岳西麓の小先達川とその支流に挟まれた一軒宿の温泉です。駐車場有り(20台)。鶴の湯温泉の系列宿で、田沢湖駅前には系列店の「十割そば そば五郎」も在ります。以前帰省した際に連れと姉と三人で日帰りで利用しました。男女別の内湯外湯とも広く、淡性白濁のお湯をたたえた湯舟の木枠や洗い場の棚の木は、温泉で黒ずんでかなり溶け掛かって良い味わいを醸し出していました。小雨の中で露天風呂に入りましたが、貸し切り状態でした。
源泉名:駒ヶ岳温泉、泉質:カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)、旧泉質名:含石膏・正苦味・食塩ー硫化水素泉、低張性弱酸性高温泉、源泉温度:56.8℃、適応症(浴用):切り傷・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・糖尿病・高血圧症・動脈硬化、源泉掛け流し(高温時に加水)。


