肘折温泉(ひじおりおんせん)

肘折温泉は、山形県最上郡大蔵村、月山東麓の「肘折カルデラ」の東端に在る温泉

画像はじゃらんの「肘折温泉 大友屋旅館」より引用。

じゃらん 肘折温泉

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肘折温泉へのアクセス

鉄道経由 : JR山形新幹線・新庄駅よりバスで約60分。

車:東北中央自動車道の舟形ICからR13へ下りて約40分他。

肘折温泉の概要

肘折温泉は、山形県最上郡大蔵村、月山東麓に在る温泉です。「肘折カルデラ」と呼ばれる直径2kmのカルデラの東端に位置し、カルデラの中心に位置する黄金温泉、最奥部の野湯である石抱温泉などとともに肘折温泉郷を形成しています。温泉街の一角にある「小松渕」は、トロイデ型(鐘状)火山の噴火口が渕になったものだそうです。肘折カルデラは、現在気象庁によって活火山に指定され、肘折温泉郷全体が「肘折火山」のマグマ溜りの上に位置しています。

ニュースに紹介される日本有数の豪雪地帯としても有名で、冬季の積雪量は4mをざらに越えます。銅山川沿いに多くの旅館が在ります。古くから湯治場であったことから、自炊部を持つ木造の古い旅館が多いです。朝5時から湯治客向けの朝市もあります。共同浴場は3軒。その他日帰り入浴施設も在ります。

肘折温泉の発見は、今から約千二百年ほど前、大同二年(807)平城天皇の時代とされ、第百代後小松天皇の御代明徳二年(1391)の正月二日に、初めて温泉場として開業しました。

「石抱温泉」に伝わる縁起書には、“昔、豊後の国(大分県)からきた源翁という老人が山中で道に迷い途方にくれていたところ、後光きらめく老僧に出会った。”と記されています。この老僧こそが地蔵権現であり、かつて肘を折って苦しんでいたときに、この湯につかったところたちまち傷が治った、と語り、世上に湯の効能を伝えるべく翁にいい渡したとされています。以後、近郷の農山村の人々が農作業の疲れを癒す温泉場として、また骨折や傷に有効な湯治場としてにぎわってきました。また、老僧が住んでいた洞窟は“地蔵倉”と呼ばれるようになり、今では縁結びの神として参詣が絶えません。温泉名もこれに由来して肘折温泉となったとされていますが、民俗学者の柳田國男氏は銅山川がここで大きく曲折していることによる地形からの命名だろうとの推測をしています。
江戸時代には、月山を始めとする出羽三山への参道口として多くの参詣客を集めたそうです。肘折温泉には、天台宗寺院である「阿吽(あうん)院」が建てられ、現在も月山の登山口として「肘折口」があり、登山道が整備されています。一方、葉山修験の拠点として真言宗寺院である「蜜蔵院」(現在の「亀屋」で地蔵倉の管理者)が在りました。肘折温泉には出羽三山、葉山両山への参道口として多くの宿坊があったのです。山形出身の斎藤茂吉も当地を訪れたことがあります。明治期より土産物としてこけしが作られてきました。リーズナブルな料金の宿が多いです。
1989年(H1)に肘折温泉郷(肘折温泉、黄金温泉、石抱温泉)として国民保養温泉地に指定されました。

肘折温泉の泉質等と適応症

泉質等

主な泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(旧泉質:含重曹-食塩泉)、pH8.1、低張性中性高温泉、源泉温度は8.1~86℃。利用源泉数は20、湧出量1839.5ℓ/min超、源泉掛け流し在り。湯色:無色透明~黄褐色~赤褐色、微硫化水素臭、微鉄臭

黄金温泉の泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(適応症は下記と同様)

石抱温泉の泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉

適応症

浴用 切り傷、やけど、リュウマチ、神経痛、骨折等外傷、胃腸病、皮膚病など

飲用 施設により可、慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、肝臓病

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