四万温泉(しまおんせん)

四万温泉は、群馬県吾妻郡中之条町四万、四万川沿いに在る温泉

四万温泉へのアクセス
鉄道経由 : JR東日本吾妻線中之条駅から関越交通バスで約40分。高速バスなら東京駅より直通バス(四万温泉号)、新越谷駅・川越駅より直通バス(冬から春のみ、伊香保・四万温泉号)※両便とも関越交通が運行しています。
車 : 関越道の渋川伊香保I.CよりR17~R353を経由して約60分。
四万温泉の概要
四万温泉は、群馬県吾妻郡中之条町四万、四万川沿いに在る温泉です。名前の由来として四万もの病に効くという説が有ります。酸性泉の草津温泉の湯治で荒れた肌を癒す、直し湯、上がり湯として古くから知られています。四万川沿いに温泉街が広がり、温泉街は5つの地区に分かれます。それぞれ日向見、ゆずり葉、新湯、山口、温泉口地区です。日向見地区は四万温泉の発祥の地です。群馬県の文化財にも指定されている新湯地区の旅館積善館や、元禄の湯が有名です。1954(S29)年に国民保養温泉地第一号に指定されました。
開湯由来の伝承には二説有ります。一説は、桓武天皇(737~806)の御代に征夷大将軍として蝦夷征伐に来た坂上田村麻呂が、 この地で入浴したことが始まりという説です。もう一つは、延暦年間(782~806)に源頼光の家臣で、渡辺綱、坂田金時、卜部季武と共に四天王として勇名を轟かせた日向守碓氷貞光が、 越後から上野国に越えるときにこの四万の地に訪れて、山のたたずまいや谷川の響きに心を澄まし、夜もすがら読経をした。 夜半の頃、どこからともなく童子があらわれて曰く『汝が読経の誠心に感じて四万「よんまん」の病悩を治する霊泉を授ける。我はこの山の神霊なり。』。夢うつつにこの神託を聞いた貞光は、覚めて後に湧出する温泉を見つけた。このことを不思議に感じた貞光は、一宇の堂を建立して自らの守本尊の薬師如来を安置し、日向守貞光寺薬師瑠璃如来と号し、温泉は「御夢想の湯」と呼び、神託にちなんでこの地を四万「しま」の郷と名付けたという説です。現在、温泉街最奥の日向見(ひなたみ)地域の北のはずれに在る「日向見薬師堂」がこれに当たります。現在のお堂は慶⾧ 3 年(1598 年)に当時の領主「真田信幸(信之)」の武運⾧久を祈願して建立されました。群馬県内最古の木造建築で国指定重要文化財に指定されています。
日向見薬師堂

私は、以前勤めていた会社で2010年の5月に社員旅行で行った「四万グランドホテル」に泊まりました。多分四万温泉随一の規模です。一泊二日の日程で、関越道の渋川伊香保インターで下りて赤城山へ向かい、ドイツ村などで昼食や観光の後、国道353経由で四万温泉に到り午後三時くらいにチェックイン。入浴は宴会の前後に大浴場で二回。翌朝は近くにある同じたむらグループの「積善館本館」へ歩いて行って、大正風情漂う元禄の湯で優雅に朝湯を楽しむことが出来ました。「草津の上がり湯」の名にたがわぬ本当に柔らかなお湯で長湯を楽しめました。
四万温泉の泉質等と適応症
泉質等
ナトリウム・カルシウム-塩化物、硫酸塩泉、pH7.7、中性低張性高温泉、源泉温度73〜85℃、総湧出量3,900ℓ/min、源泉掛け流し在り。無色透明、無味無臭。
適応症
浴用 神経痛、リウマチ、筋肉痛、慢性消化器病、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病他。
飲用 (ゆずりは飲泉所・塩之湯飲泉所・四万温泉協会前飲泉所)慢性消化器病、慢性便秘、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症、糖尿病、痛風


