八幡平温泉郷(はちまんたいおんせんきょう)

「八幡平温泉郷の温泉・露天風呂」
「八幡平温泉郷の温泉・露天風呂」じゃらんより引用。

じゃらん 八幡平温泉郷(岩手県 )

楽天トラベル 八幡平温泉郷(岩手県)

八幡平温泉郷の概要

八幡平温泉郷は、主に秋田県北東部の鹿角市に位置し、仙北市及び岩手県八幡平市の一部を含む地域に点在している温泉の総称です。八幡平温泉郷が属する十和田八幡平国立公園は、昭和 11 年 2月 1 日に十和田湖、北八甲田火山群・南八甲田火山群の原生的な自然環境及び奥入瀬の渓流美を核とした十和田八甲田地域が十和田国立公園に指定され、その後、昭和 31 年 7 月 10 日に八幡平や岩手山、秋田駒ヶ岳の一部の多様な火山景観を核とした八幡平地域が追加指定され、現在の公園名に至っています。
八幡平温泉郷は、岩手山や秋田駒ヶ岳、畚岳、秋田焼山など多くの火山によって形成された火山地帯に位置し、後生掛温泉玉川温泉では現在も噴気や噴湯、噴泥などの火山現象が非常に活発で、国内でも代表的な火山景観がみられます。このように活発な火山活動を背景に、八幡平温泉郷には八幡平地域の蒸ノ湯、後生掛、藤七などと、玉川地域の玉川温泉など昔ながらの長期滞在型の湯治場が多くあり、独特の湯治風景が今も残っています。
秋田焼山の東側と北東側に位置する複数の温泉群から構成される八幡平温泉は、古くは江戸時代より湯治の宿として湯治客が訪れ、明治以降は交通機関の発達に伴って、全国から秘湯・名湯を求める湯治客に親しまれています。泉質は、温泉の刺激が少なく体に優しい「単純温泉」、各種細菌類に対して強力な殺菌力のある「酸性泉」、独特の温泉らしい香りと生活習慣病の改善に効果が期待される「硫黄泉」などがあり泉質豊かな温泉地です。
また、秋田焼山の西側に位置する玉川温泉は、1 つの源泉から毎分 9,000 リットルという豊富な湧出量と、日本一の強酸性の泉質(ラジウム含有)は、国内屈指の温泉地と言われているほか、国の特別天然記念物に指定されている「玉川の北投石」の産地としても知られ、全国各地から湯治客が訪れています。
八幡平温泉郷周辺については、山岳地域の登山、湿原や散策路などの自然探勝、ドライブ、温泉入浴など体験型や周遊型の利用が国立公園指定当時から続く利用形態である。地域資源を活用したガイドによる散策や、豊かな自然環境を利用した自然観察会など、八幡平温泉郷を舞台とした体験型プログラムを提供しており、豊かな自然環境と温泉の効用を活かした保養や療養を目的とした温泉地です。

八幡平温泉郷が属する十和田八幡平国立公園八幡平地域は、秋田県と岩手県の県境付近に位置し、その区域は東西約 30km、南北に 35km にわたる山岳地帯です。八幡平地域は、今も活発な活火山に代表される火山景観を有しており、最高峰の岩手山をはじめ、八幡平、秋田駒ヶ岳、秋田焼山など標高 1,200~1,600m級の火山から形成される火山景観を見ることができます。これらの火山は、成層火山、溶岩ドーム、爆裂火口、カルデラ、溶岩流、火口湖等、火山活動により形成された多種多様な地形が存在し、現在でも噴気、噴湯、泥火山、地熱地帯等の火山現象が活発です。周辺には、18 世紀の岩手山の噴火により延長 4km にわたって形成された焼走り熔岩流、放射能を持つ含鉛重晶石である北投石が形成される玉川温泉、噴湯の熱水で形成された湖沼や河川である大湯沼や湯川など、特徴的な火山景観が見られます。
気候は、内陸性気候で気温の年較差が大きく、特に冬季は県内でも寒さが厳しく豪雪地帯であり、地域内の主要道路である岩手県道・秋田県道 23 号大更八幡平線(通称:八幡平アスピーテライン)や国道 341号線、八幡平樹海ラインは 11 月上旬から 4 月下旬までは通行止めとなります。
植生は、標高 1,000m前後を境に下部はブナを主体とする落葉広葉樹林が広がり、上部はオオシラビソを主体とする亜高山性針葉樹林、最上部の稜線付近にはハイマツ等の高山植物帯が見られ、全体的に原生的な植生に覆われています。また、八幡平地域は高山植物の宝庫であり、湿原植生や雪田植生をはじめ、山腹から山稜部にかけて各所に分布する高山植物群も本地域の景観を構成する重要な要素となっています。これらの豊かな植生を背景に、ツキノワグマ、カモシカ等の大型哺乳類やイヌワシ、ホジガラスの鳥類などの数多くの野生動物が生息しています。
八幡平地域は、活発な火山活動を背景に、後生掛蒸ノ湯大深玉川乳頭藤七松川網張、滝ノ上、国見等の温泉地が多く、保健、療養を兼ねた観光利用が盛んであるとともに、昔ながらの長期滞在型の湯治場でもあり、独特の湯治風景は貴重な文化景観となっています。
八幡平温泉郷は、山岳登山や、自然探勝及び山岳地まで整備された道路を利用したドライブなど体験型や周遊型の利用が国立公園指定当時から続く利用形態であり、十和田八幡平国立公園の十和田八甲田地域と八幡平地域を一体とした周遊観光や、国立公園外の周辺の主要観光地と併せ、北東北を周遊する利用者も多いです。

八幡平温泉郷の泉質等

◎八幡平温泉

No.  源   泉 温度(℃) 湧出量(ℓ/min)  泉  質湧出状況所有者利用施設
1 藤七温泉 91.0 370.0 硫黄泉(硫化水素型)・旧泉質:単純硫化水素泉 自然湧出 民間 旅館1
2 岩の湯 89.0 測定不可 単純酸性泉 自然湧出 民間 旅館1
3オナメ・モトメ の湯87.9測定不可単純硫黄泉(硫化水素型)自然湧出民間旅館1
4八幡平温泉73.0330.0単純温泉動力揚湯民間旅館3
入浴施設1
5大沼温泉45.110.7単純温泉動力揚湯民間入浴施設1
6トロコ観測井91.070.0アルカリ性単純泉動力揚湯民間入浴施設1
7銭川温泉55.340.0単純泉動力揚湯民間同上
8志張E泉・志張B泉44.461.0アルカリ性単純泉動力揚湯民間入浴施設1
「環境省 平成29年9月 八幡平温泉郷 国民保養温泉地計画書」より引用。


◎玉川温泉

 源   泉温度(℃)湧出量(ℓ/min)   泉   質湧出状況所有者利用施設
1大深温泉81.8122.0単純硫黄泉自然湧出民間旅館1
2玉川温泉(大墳)97.39360.0酸性・含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)-塩化物泉自然湧出民間旅館3
保養所1 
3南玉川温泉60.1250.0ナトリウム硫酸塩泉動力揚湯民間旅館1
「環境省 平成29年9月 八幡平温泉郷 国民保養温泉地計画書」より引用。

                              

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