嬉野温泉(うれしのおんせん)

嬉野温泉は佐賀県嬉野市嬉野町、塩田川沿いに在る温泉

嬉野温泉へのアクセス
鉄道経由 : JR九州佐世保線武雄温泉駅よりJR九州バスで約30分。
車 : 長崎自動車道嬉野I.Cより長崎県道・佐賀県道1号佐世保嬉野線経由で5分。
嬉野温泉の概要
嬉野温泉は佐賀県嬉野市嬉野町、塩田川沿いに在る温泉です。美肌効果が高く入浴した後につるすべ感が有ります。「日本三大美肌の湯」(他は斐乃上温泉、喜連川温泉)として知られています。源泉掛け流し在り。町の中心部が温泉地で、嬉野川を挟んで大小50軒近くの旅館が軒を並べ、武雄温泉と並び佐賀県の二大温泉で、九州有数の規模を誇ります。最も古い旅館は天保元年に創業した旅館大村屋といわれます。美肌の湯嬉野温泉は飲用にも適し、温泉を使用した温泉湯豆腐は嬉野を代表する名物です。歴史は古く、神功皇后の西征の際、その帰途に傷ついた白鶴が河原に舞い降りて湯浴み後癒えて元気に去っていくのを見て、「あな、うれしや」と感歎されたと伝わります。温泉名はこの言葉が転訛したものと推察されます。和銅七(713)年の「肥前国風土記」にも「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と嬉野の記載が在ります。江戸時代には長崎街道の宿場町として栄えました。お茶の産地としても古くから知られています。温泉街の中心には豊玉姫神社(嬉野市嬉野町下宿乙)が在ります。神様の使いの「なまず様」が美肌にご利益があるとされて有名です。室町時代以前の創建と伝わりますが、創建年台は不明で、1500年代後半に一度焼失し、江戸時代初めに再興されて初代佐賀藩主・鍋島勝茂の息子で、「肥前吉田焼」などの礎を築いた初代蓮池藩主・鍋島直澄(1616~69年)の祈願所になっていました。主祭神は、海の神様の娘で、浦島太郎伝説に登場する乙姫のモデルになったとされる「豊玉姫」です。嬉野川には古くから「白ナマズ」が棲むとされ、豊玉姫の使いとして信仰の対象でした。嬉野の人々はなまず様を敬って、今でもナマズ料理は食べないということです。宮司の馬場信禎(のぶよし)さんによると、嬉野温泉は昔から湯治場として利用されており、「白なまず」と呼ばれる肌の病気「尋常性白斑」を治そうと、ナマズの絵を描いた紙を神社に奉納した人もいたそうです。本来神様は豊玉姫で、なまず様は「お使い」なのだが、だんだん解釈が広がり、「なまず様=美肌の神様」となっていったということです。2000年には、地元の有志が地域おこしのために、真っ白な磁器「白磁」でつくったツルツルのなまず様を神社に寄贈し、境内の手水舎に祀られて参拝客が集まるようになりました。テレビや雑誌、ウェブでも取り上げられ、美肌を願う女性が訪れるそうです。
嬉野温泉の泉質等と適応症
泉質等
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉など、旧泉質:重曹泉、pH7.5~8.5、低張性弱アルカリ~中性高温泉、源泉温度は85~95℃。源泉数17、湧出量2,000ℓ/min、無色透明、無味無臭。
適応症
浴用 リュウマチ、神経痛、皮膚病、婦人病、貧血症、切り傷、呼吸疾患など
飲用 慢性消化器疾患、慢性肝疾患、胆道疾患、糖尿病など
豊玉姫神社(とよたまひめじんじゃ)




