はわい温泉(はわいおんせん)

はわい温泉(元は羽合温泉)は、鳥取県東伯郡湯梨浜町の東郷湖西畔に在る温泉

はわい温泉へのアクセス
鉄道経由 : JR西日本の山陰本線倉吉駅より、日交バスで16分、タクシーで10分。
車 : 山陰道はわいI.Cより鳥取県道185号東郷湖線経由で5分。
はわい温泉の概要
はわい温泉(元は羽合温泉)は、鳥取県東伯郡湯梨浜町の東郷湖西畔に在る温泉です。三朝東郷湖県立自然公園に含まれ温泉街の湖岸の一部が東郷湖羽合臨海公園になっています。元々は東郷湖の湖底に湧出していましたが、現在の温泉街は湖の埋め立て地で、新たに湖底や埋立地を掘削しました。東郷温泉とは東郷湖を隔てて対岸の位置です。湖を岬状に埋め立てて温泉街が形成されているため対岸からは湖上に旅館が浮かんで見えます。
「羽合」の地名の起源は鎌倉時代に遡ります。「羽合田」表記は戦国時代の吉川元春の書状にも記されています。温泉の発見は1843年(天保14年)。東郷湖の湖底から湯が自然湧出しているのを漁民が見つけ、湖畔の村人から鳥取藩へ温泉利用の願いが奏上されて許され、はわい温泉の発祥となりました。温泉開発の先鞭は石見国出身の元士族と伝わる湯村幸助です。1866年(慶応2年)に湖底に竹筒を差し込んで採湯し、湖上に浮かべた船に樽を置いて湯をため「青空湯場」として明治初期まで続きましたが、不安定で1880年(明治13年)頃に廃れました。その後1886年(明治19年)頃に、今度は湖岸を埋め立てて掘削を行って源泉を得て温泉旅館の開業に漕ぎ付けました。当時は旧浅津村の村域にあり、温泉は「浅津温泉(あそづおんせん)」と称しました。1927年(昭和2年)には「新東郷温泉」に改称し、鉄道の松崎駅前に在る「東郷温泉」から連絡船で客を迎え入れていました。太平洋戦争後の間もない1954年(昭和29年)頃には来場客は年1万人程度で、鳥取県内の各温泉地のなかでも最下位の部類で、対岸の東郷温泉は倍以上の来場客が有りましたが、自家用車などが普及すると国道9号に近い為に団体客などが急増し、1954年(昭和29年)から1980年(昭和55年)の間に温泉客は24倍に増え、旅館数軒から高層のホテルや旅館に様変わりしました。この頃東郷温泉と来場数が逆転し、1990年代に入る頃には県内の他の温泉地も超えて県内有数の温泉地へと成長しました。羽合町の温泉の観光・レジャー産業は急伸して1978年(昭和53年)には羽合町の創立25周年を記念して「新東郷温泉」を「羽合温泉」に改称。さらに20年後の1998年(平成10年)4月に町は正式名称を「はわい温泉」と改め、2004年10月に羽合町は近隣の東郷町、泊村と合併、新町名は、「はわい温泉」や「東郷温泉」にちなんで「湯」の字が用いられた湯梨浜町となりました。
はわい温泉の泉質等と適応症
泉質等
源泉数6、泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉/塩化物泉、源泉温度50~58℃、pH7.6、弱アルカリ性低張性高温泉、湧出量-ℓ/min、源泉掛け流し在り。無色透明、微塩味、無臭。
適応症
浴用 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など
飲用 慢性消化器病、慢性便秘、慢性胆嚢炎、胆石症、肥満症、糖尿病、痛風


